(北九州から)全国旅行支援、名門大洋フェリーで大阪へ

名門大洋フェリーの船体

名門大洋フェリー

行き(大阪→北九州)は、阪九フェリーを利用しましたが、帰り(北九州→大阪)は名門大洋フェリーを利用しました。名門大洋フェリーで全国旅行支援を使ってみたので、レビューしていきます。

名門大洋フェリーの割引

今回は、ツーリストに乗る前提で、名門大洋フェリーの割引を見ていきましょう。

結論から言うと、名門大洋フェリーに乗船日が確定している場合、「ツーリストにノリーナ割引」がお得です。もし日程変更の可能性があるなら、「船得プラス5%割引」がオススメです。

ツーリストにノリーナ割引

2022年7月1日~12月15日の期間限定で、ツーリストにノリーナ割引で、1便(17:00発)40%オフ、2便(19:50発)30%オフになります。

MEMO
なお、2022年12月16日〜ツーリストに加えて、コンフォートも対象になる「ツーリストにノリーナ割引プラス」が始まります。

ただ、通常の乗船券よりは、払い戻し手数料や予約変更期間が厳しくなっています。

  • 予約・変更は7日前まで

「ツーリストにノリーナ割引」の払い戻し手数料は、以下のとおりです。

ツーリストにノリーナ割引

(参考)通常の払い戻し手数料

通常の、名門大洋フェリーの払い戻し手数料は、1週間前までは200円となっています。

名門大洋フェリーの払い戻し手数料

船得プラス5%割引

予約変更がしやすい「船得プラス5%割引」もオススメです。

  • 予約・変更は3時間前まで

 船得プラス5%割引

1便(17:00発)船限定で、5%割引が増えて、35%割引になります。「ツーリストにノリーナ割引」1便が40%割引なので、5%差ですね。ツーリストで、この5%差は、453円になります。

船得プラス5%割引の割引表

払い戻し手数料は、通常と同じになっていて、「ツーリストにノリーナ割引」より良くなっています。

船得プラス5%割引の払い戻し手数料

ツーリストで、日程確定なら「ツーリストにノリーナ割引」、日程変更もありそうなら「船得プラス5%割引」が良いでしょう。

参考 WEB割引・プラン紹介【公式】名門大洋フェリー

名門大洋フェリー、全国旅行支援で予約

名門大洋フェリーは、予約サイトが全国旅行支援の表示にも対応していました。

名門大洋フェリーの全国旅行支援

ただし、都道府県別の予算上限に達すると、全国旅行支援が使えないこともあるようです。使えたらラッキーぐらいの心持ちが良さそうです。

「全国旅行支援」の事業予算額は都道府県ごとに異なり、予算額が上限に達した都道府県では「全国旅行支援」適用が停止される場合があります。

その代わり、既存の予約済みの予約も対象になるのかな。

Q.すでに予約済みの割引や企画商品は全国旅行支援の割引対象になりますか?
A.対象になります。

全国旅行支援の地域クーポン券

私が乗る上り便(新門司港→大阪南港)では、2022年11月7日(月)〜おおさかPAYが使えるようになりました。ただ、使用するにはインターネットが必要になるため、電波状況が悪いと使えないのが難点ですね。

一方で、下り便(大阪南港→新門司港)は、福岡の地域クーポン券(紙クーポン)が使えます。紙クーポンなのでお釣りは出ませんが、安心して使えそうですね。

■大阪南港発→新門司港着便(下り便)でのご利用について
福岡県発行の「地域クーポン券(紙クーポン)」をご利用いただけます。
1枚1,000円分のクーポンですが、お釣りは出ませんので予めご了承ください。

■新門司港発→大阪南港着便(上り便)でのご利用について
大阪府発行の「おおさかPAY(電子クーポン)」をご利用いただけます。
ただし、おおさかPAYは通信が十分な状況下でご利用いただける電子クーポンです。
出航後は電波状況が不安定になり、使用できない可能性もございます。
その場合、通常通り現金のみでのお支払いとなりますので、予めご了承ください。

実際に名門大洋フェリーに乗ってみた

2022年11月初旬、1便 新門司港17:00発→大阪南港05:30着に乗りました。

無料送迎バス(小倉駅〜新門司港)

今回は、上り1便 15:40発に乗車します。

名門大洋フェリーの連絡バス

待っている人が多いなあと思いバスに乗ると、あとでもう1台のバスが到着しました。どうやら1台目は新門司港直行で、おそらく2台目がJR門司駅経由になるようでした。

名門大洋フェリーの連絡バス

隣には、(行きに利用した)阪九フェリーの連絡バスが来ていました。ほぼ同じ時間帯なんですね。

全国旅行支援は90分前受付だが、無料送迎バスなら直前で大丈夫

全国旅行支援は窓口が混雑するためだと思うのですが、出港時刻の90分前までに来てください、と記載があります。17時出港なら15時半までに窓口に行く必要があります。

ただし、無料送迎バスの方は、16時20分着なので当然間に合いません。この場合は、OKとのことです。

90分前受付が必要

平日でも随分混雑していたので、休日の場合はかなり時間がかかる事が予想されます。

名門大洋フェリーのフェリー

さて、新門司港に到着です。名門大洋フェリーの船体も大きいですね〜

名門大洋フェリーの船体

全国旅行支援の特別窓口

名門大洋フェリーのカウンターに向かうと、全国旅行支援の特別窓口ができていました。

名門大洋フェリーの全国旅行支援窓口

予約番号を伝えて、ワクチン接種証明と免許証を見せます。その後、全国旅行支援の書類に、署名などをしていきます。

平日3000円クーポンを受け取る

手続きが終わると、次は通常のカウンターに並び、支払いと平日3000円クーポンを受け取ります。

大阪の全国旅行支援「大阪いらっしゃい」は、「region PAY」アプリで「おおさかPAY」として使えるようです。ちなみに、紙クーポンとして使うには3000円分丸々使う必要があるし、使える場所が限られるようでした。

さっそく「region PAY」アプリをダウンロードして、もらった紙のQRコードを読み取り、「おおさかPAY」にチャージしていきます。船内は、電波状況が悪いことも多いので、大阪に着いてから使うことにしました。

名門大洋フェリーのフェリーおおさか2船内

さて、さっそく乗船していきましょう。右側が売店です。

名門大洋フェリーの船内

ツーリストの部屋に行きます。私は、2階部分の部屋でした。

ツーリスト

ちなみに入れ違い構造になっているため、1階部分が、見えないようになっているのが良いですね。さらにお隣の2階席も空いていたため、快適でした。

ツーリスト席の構造

あと、タオル掛けが部屋の外にあったのも嬉しいポイントです。部屋内にはハンガーがあり、コンセントもありました。

使い捨てスリッパを持参する

ホテルでもらってきたスリッパを使います。これでわざわざ靴を履く必要がありません。

使い捨てスリッパ

ただし、船の甲板に出る時は、滑りやすいため靴を履いてください、というアナウンスがありました。

ちなみに、2021年7月19日以前は、備え付けのスリッパがあったそうです。現在は、持参か、売店で使い捨てスリッパを購入してください、とのことでした。

コインロッカーにリュックを預ける

コインロッカーは、ぜんぜん使われていませんでした。

ただ、ツーリストは鍵もない部屋のため、コインロッカーに預けました。

コインロッカー

水が飲める

自動販売機コーナーに水が飲めるコーナーがありました。

水・お湯のサーバー

お湯も出るのかな。あと、近くにはお湯サーバーもありました。

船上からの景色を楽しむ

出港してまもなく夕陽が沈むシーンを見ることができました。

船上からの景色

船の軌跡を見ながら、夕陽を臨むのもいいですね。

船上からの景色

夕食はおにぎりとカップヌードル

おにぎりは、小倉駅前のローソンで買いました。この「はかた地どりの鶏めし」が、甘めの味付けで、鳥出汁?が効いてて、美味しかった〜

夕食はおにぎりとカップヌードル

さらにカップヌードル(300円)もいつもよりも一段と美味しく感じます。

カップヌードルの中身

展望浴室

展望浴室があり、湯船に浸かることができるのが嬉しいですね。阪九フェリーのお風呂よりも揺れが少なく快適に感じました。設置場所にもよるのかな。

展望浴室
公式HPより

大阪南港に早朝5時30分に到着

大阪南港には、早朝5時30分頃の到着です。11月初旬なので、真っ暗です。

大阪南港に到着

寝ている間に移動ができて、旅気分を味わえるのが夜行フェリーのいいところですね。楽しい旅の思い出になりました。

参考 【公式】名門大洋フェリー【公式】名門大洋フェリー